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アジア・太平洋地域の水危機に立ち向かう
―香川大学水プロジェクトの新たな挑戦


日程概略

国際シンポジウム「アジア太平町地域の水危機に立ち向かう」
2月10日(火)13:30-16:00 / 香川大学オリーブスクエア
市民講演会「水危機克服へ 讃岐からの国際協力
2月11日(祝)13:30-16:00 / 香川大学オリーブスクエア
国際ワークショップ「アジア太平町地域の水危機に立ち向かう」
2月12日(木)09:30-17:30 / 香川大学研究交流棟
エクスカーション企画
2月10-16日 / 高松・四国・瀬戸内一帯


Call for Papers

Dead Line: 8 Jan. 2015 (Thu.)

開催趣旨

香川大学では、2015年2月10~12日、国際シンポジウム「アジア太平洋地域の水危機に立ち向かう」を開催いたします。同大学では、2015年4月までに、気候変動のもと、アジア太平洋地域が直面している水危機に立ち向かう国際共同研究の推進を目的とする「香川大学水研究総合センター」を発足させることをめざしており、本シンポジウムはそのキックオフ企画としておこないます。

本シンポジウムは、増大する水需要と気候変動のもと進行する21世紀の水危機を、主要なテーマとします。

香川県・讃岐地方は、水不足と闘ったながい歴史を持っています。頻発した旱魃は、人々による地域の水供給システムの改善を促しました。近代以前の日本の最大のため池である満濃池も、今から1300年以上も前に建設されました。それ以降の水田等のための灌漑システムの改善のための長い努力は、14000個を超えるため池群による美しい景観を作り出してきました。そして1974年には、水供給の不足を解決するための香川用水が建設されました。これらの歴史は今日、水資源管理に向けた技術的手法の適用や、水危機にさらされているアジア太平洋地域の持続的発展に資する自然的・社会的・文化的資源の構成のための強力な知的基盤を提供しています。

この観点から、以下の主要なテーマのもと、本シンポジウムを開催します。

主要なテーマ

  1. アジア太平洋地域の水危機の解決に向けた、技術的・環境科学的・人文社会科学に基盤を置いた総合的アプローチの探求
  2. 香川・讃岐地域の先端技術・長い歴史・自然と文化から導かれる英知を活用した国際協力のあり方の探求

キーワード

主要なキーワード
水循環システム / 海水・陸水・地下水 / 水資源 / 水利システム / 水環境 / 水と歴史 / 水と文化 / 水と産業 / 防災 / 気候変動と適応 / 水辺
関連するキーワード
水資源 / 仮想水 / 水循環 / 気候 / 大洋 / 海洋 / 入り江 / 湖沼 / 河川 / 降水と雲 / 地下水 / 用水 / ため池 / ダムと堰 / 堤防 / 井戸 / 上下水道 / 灌漑 / 飲み水 / 排水システム / 工業用水 / 水力発電 / 水上交通機関(人の, 物の)/ 海水淡水化 / 農業 / 水産業 / 海洋漁業 / 内水面漁業 / 水質管理 / 廃水 / 管理システム(人的, 技術的) / 災害 / 極端豪雨 / 洪水 / 旱魃 / 地すべり / 河岸浸食 / 津波 / 生物多様性 / 海洋生産性 / 植生 / 生態系 / 疾病 / 水辺 / ジオパーク / グリーンツーリズム / 里海 / 里山 / 気候変動 / 適応 / 暴露 / 脆弱性 / 風化 / 開析 / 堆積 / 地層 / 埋蔵資源 / ネットワークダイナミクス / ビッグデータ / ナラティブ・アプローチ / アクションリサーチ
日程
2015年2月10日(火)-12日(木)
場所
香川大学

主催
香川大学
香川大学水プロジェクト
香川大学インターナショナルオフィス
事務局
香川大学ICEDS

© ICEDS Kagawa University, 2015